ヒズボラはテルアビブ近郊のイスラエル軍基地にミサイル攻撃を実施したと発表

同グループはファディ4ロケット弾でスデドブ空軍基地を攻撃。

AA.com, 01, 10, 2024より:

ヒズボラはテルアビブ近郊のイスラエル軍基地にミサイル攻撃

ベイルート

ヒズボラは火曜日、テルアビブ近郊のイスラエル軍空軍基地にファディ4ロケット弾の一斉射撃を行ったと発表した。

レバノンの抵抗組織は「テルアビブ郊外のスデドブ空軍基地にファディ4ロケット弾の一斉射撃を行った」と述べた。

ヒズボラが9月22日以来初めて今週使用し始めたファディロケットは、特定の地点ではなく広い地域をカバーするように設計された地対地ミサイルである。

ファディ1ミサイルの射程は80キロメートル(50マイル)、ファディ2は105キロメートルである。

ファディ3とファディ4モデルの射程は明らかにされていないが、推測ではより高性能で射程が長いとされている。

ヒズボラはまた、イスラエル北部のロシュ・ハニクラ沿岸部の東に集結したイスラエル軍を標的としたロケット弾の集中砲火を発射したと述べた。

イスラエル軍は、「レバノンから飛来した多数の発射体がイスラエル中部の空き地に落下したことが確認された」と報告した。

イスラエル軍ラジオは、最近、テルアビブ大都市圏の一部であるホド・ハシャロン地区にあるネタニヤの空き地にロケット弾が落下したことを確認した。

イディオト・アハロノト紙は、地区の一部で爆発音が聞こえたと報じたが、詳細は明らかにされていない。

イスラエルのホームフロント司令部は、ロケット弾発射を警告するサイレンがガリラヤ南部と中部で鳴ったと述べた。

イスラエル軍によると、テルアビブ大都市圏を狙ったロケット弾攻撃で、イスラエル人3人が負傷し、うち1人が「中等度から重度」の傷を負った。イスラエル軍は、テルアビブを含むイスラエル中部でサイレンが聞こえたと述べた。

イスラエル軍はこれに先立ち、南レバノンで「限定的かつ標的を絞った」地上作戦を開始したと発表していた。

地上攻撃開始の発表は「心理戦とメディア戦争」の一環だと観測筋は考えている。レバノン保健省によると、イスラエルは9月23日以来、レバノン全土のいわゆるヒズボラ拠点に対して大規模な空爆を実施しており、1,057人以上が死亡、2,950人以上が負傷した。 この空爆で、指導者ハッサン・ナスララを含むヒズボラの司令官数名が死亡した。・・・・