イスラエル軍、レバノン南部の36村の住民に「即時」避難するよう警告

イスラエルとレバノンの国境沿いで緊張が高まり、イスラエルが国境を越えた攻撃を強化しているため、避難命令が出された。

AA.com, 04, 10, 2024より:

イスラエル・レバノン国境

国境を越えた攻撃を続ける構えのイスラエルは、金曜日、南レバノンの36の村と地域の住民に対し、「直ちに」避難し、アワリ川の北に移動するよう求める警告を発した。

イスラエル軍のアビチャイ・アドラエ報道官がX日に発したこの警告は、イスラエル軍とレバノンの組織ヒズボラとの継続的な対立により、イスラエルとレバノンの国境沿いで緊張が高まる中で発せられた。

イスラエルは国境を越えた攻撃を続ける準備を整え、レバノン南部の36の村と地域の住民に「直ちに」避難するよう警告を発した。この警告は、イスラエルとレバノンの国境沿いで緊張が高まる中で出された。

アドラエ氏の声明は36の村を具体的に挙げ、住民に対し「ヒズボラを標的としたイスラエル軍の攻撃の集中砲火に巻き込まれないように」自宅を離れるよう促した。

ヒズボラとイスラエルは、昨年10月のパレスチナ組織ハマスの攻撃を受けて、女性と子供を中心に約4万1800人が死亡したイスラエルのガザ戦争開始以来、国境を越えた戦闘を続けている。

レバノン当局によると、イスラエルのレバノン攻撃では、少なくとも1947人が死亡、約9400人が負傷、120万人が避難を余儀なくされている。

国際社会は、イスラエルのレバノン攻撃により、ガザ紛争がより広範な地域戦争にエスカレートする可能性があると警告している。