トルコ外務省、レバノンの国連暫定軍に対するイスラエルの攻撃を非難
「イスラエルによるガザ、ヨルダン川西岸、レバノンでの民間人虐殺に続く国連軍への攻撃は、イスラエルの犯罪が罰せられていないという認識の表れだ」とトルコ外務省は述べている。
イスタンブール
トルコ外務省は木曜日、イスラエルによる国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃を非難した。
「イスラエルがガザ、ヨルダン川西岸、レバノンで民間人を虐殺した後、国連軍を攻撃したのは、イスラエルの犯罪が罰せられていないという認識の表れだ。国際社会はイスラエルが国際法を順守することを保証する義務がある」とトルコ外務省の声明は述べた。・・・
UNIFILは木曜日、南部レバノンの都市ナクーラにある本部と近隣の2か所がイスラエル軍の攻撃を受けたと発表した。
木曜日の朝、イスラエルのメルカバ戦車が監視塔に砲撃し、直撃して平和維持部隊の隊員2名が転落し、軽傷を負って病院に搬送されたとUNIFILは声明で述べた。
イスラエルは9月23日以降、レバノン全土でヒズボラの標的とされる場所に対して大規模な空爆を実施し、少なくとも(1,323名)が死亡、(3,700名以上)が負傷、120万人以上が避難を余儀なくされた。
この空爆は、イスラエルとヒズボラがガザ地区への攻撃を開始して以来1年間続いている国境を越えた戦争の激化であり、イスラエルは昨年のハマスによる攻撃以来、女性と子供を中心に4万2,000名以上を殺害している。
イスラエルによるガザとレバノンへの執拗な攻撃により中東は地域戦争の瀬戸際に立っているとの国際社会の警告にもかかわらず、イスラエルは10月1日に南レバノンへの地上侵攻を開始し、紛争を拡大した。