レバノン、ベイルート中心部へのイスラエルの攻撃で22人が死亡と発表
2024年10月10日木曜日、レバノンのベイルート中心部でイスラエルの空爆により建物が破壊された。
ベイルート:レバノン保健省は木曜日、イスラエル軍がベイルート中心部の人口密集地帯を攻撃し、少なくとも22人が死亡したと発表した。治安筋によると、標的はヒズボラの人物だという。
イスラエルは過去2週間、イランが支援するレバノンのヒズボラ運動の拠点であるベイルート南部郊外を何度も攻撃してきたが、木曜日の襲撃は市内中心部が標的となった3度目のことだ。
保健省は最新の死者数発表で、「今夜の敵イスラエル軍による首都ベイルートへの攻撃で、新たに22人が死亡、117人が負傷した」と述べた。
レバノン治安筋は、デリケートな問題を議論するため匿名を条件に、イスラエルが標的となった場所を頻繁に訪れていたヒズボラ幹部の殺害を試みたとAFPに語った。・・・
「ベイルートでの最初の空爆はヌウェイリ地区の8階建ての建物の3階を狙った」、2回目の空爆は「アル・バスタ・アル・フカの4階建ての建物」を襲ったとレバノンの国営通信社NNAは報じた。
イスラエルは今月初め、ベイルートで致命的な空爆を実施し、ヒズボラが運営する緊急サービス救助施設を攻撃し、職員7人が死亡したと同サービスが発表した。
9月30日、ベイルートの賑やかなコラ地区の建物に対するイスラエルのドローン攻撃で、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)のメンバー3人が死亡したと、同左派武装組織は発表した。
レバノンのヒズボラ運動とその敵国イスラエルは、ガザ戦争の影響で、ほぼ1年間、ほぼ毎日国境を越えた銃撃戦を繰り広げてきた。
しかし、公式統計によると、イスラエルは9月23日以降、レバノンの標的への空爆をエスカレートさせ、1,200人以上が死亡し、100万人以上が家を追われた。