イスラエルのガザ北部ジャバリア空爆でパレスチナ人150人以上が死亡・負傷
封鎖された飛び地の民間防衛隊は「恐ろしい虐殺が起こっている」と語る。
20日前に包囲が始まったガザ北部ジャバリアの約10軒の住宅を狙ったイスラエルの空爆で、木曜の夕方、150人以上のパレスチナ人が死亡または負傷した。
「ジャバリアではイスラエルの砲撃により150人以上の殉教者と負傷者が出るなど、恐ろしい虐殺が起こっている。誰も彼らを救出しようとしていない」とガザの民間防衛隊は声明で述べた。
声明ではさらに、イスラエル軍がナジャール、アブ・アル・アウフ、サルマン、ヒジャジ、アブ・アル・クムサン、アケル・アブ・ラシド、アブ・アル・タラビシュ、ザクール、シャアランの各家の住宅を標的にしたと付け加えた。
「(イスラエルの)占領軍は、この地域の住宅街区全体を爆撃し、市民は今も負傷者の搬送に助けを求めている」と声明は述べた。 「イスラエル軍がガザ北部の民間防衛と医療サービスの活動を妨害したため、住民は死者と負傷者の避難に極めて困難に直面している。」
イスラエル軍は約3週間前に北部を包囲し、空と地上から攻撃し、病院や難民シェルターを包囲し、住民に南へ向かうよう命じた。この地域の病院は攻撃のため医療サービスの提供を停止しているか、ほとんど機能していない。
昨年10月以来のガザ地区でのイスラエルの攻撃による死者数は合計で4万3000人に迫っている。