トルコが国連安全保障理事会にイスラエルへの武器輸出停止を求める共同呼びかけを主導
トルコ外相、54カ国と組織が国連に武器販売阻止を要請。
トルコ外務大臣ハカン・フィダン氏は日曜、トルコが他の53の署名国とともに国連安全保障理事会に共同書簡を送り、イスラエルへの武器と弾薬の流入を阻止するために直ちに行動を起こすよう求めたと発表した。
トルコの主導で始まったこの書簡は52カ国と2つの国際機関が署名し、11月1日に国連に提出され、イスラエルへの武器供給停止を求めた。
フィダン氏はジブチで行われた記者会見で「イスラエルへの武器販売は大量虐殺への共犯に等しいことをあらゆる機会に繰り返し強調しなければならない」と述べた。・・・
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の政権は「世界的な脅威」となっていると述べ、イスラエルが国際法を無視するのを阻止するようすべての国に求めた。
「ガザでは大量虐殺が起きている。ネタニヤフ首相の意図は、あらゆる手段を使って二国家解決を完全に排除することだ」と同氏は強調した。
ネタニヤフ首相は紛争を他の地域、特にレバノンに拡大しようとしていると主張し、イスラエルによる国際法のさらなる違反を防ぐための集団行動の必要性を強調した。・・・
フィダン氏はまた、アフリカ諸国が世界の良心を代弁することへのトルコの支持を表明し、国際司法裁判所でイスラエルに対する大量虐殺訴訟の先頭に立つ南アフリカの役割を指摘した。
同氏は、現在の世界的な国際秩序は歴史的不正を解決できず、むしろそれを再生産しているため、変化しなければならないと強調した。
「この避けられない変革は、現在の国際システムが無視してきたアフリカ諸国のリーダーシップの下で起こるだろう」とフィダン外相は述べた。・・・・