カリン・ジョルジェスク:ルーマニア大統領就任寸前だった政治家が「腐敗した政権」を非難

カリン・ジョルジェスクはスカイニュースに対し、ルーマニア大統領就任の試みはウクライナの平和を恐れるEUとNATOの指導者らによって阻止されたと考えているが、勝利のために戦い続けると語った。
sky news 7, December, 2024より:

第一回目選挙で勝利していた大統領候補Calin Georgescu氏

ルーマニアの物議を醸した大統領選挙で勝利が確実視されていたカリン・ジョルジェスク氏は、選挙が中止されてから1日も経たないうちに、スカイニュースとの独占インタビューで異例の攻撃を繰り広げた。
無名から勝利の瀬戸際にまで上り詰めたポピュリスト政治家のカリン・ジョルジェスク氏は、同国の「腐敗した政権」を暴露した「クーデター」の犠牲者だったと語った。

同氏は、ロシアの干渉運動の影響を指摘して選挙を中止した裁判所は、「盗んだものを守ろうとする寡頭政治体制」を守るために作られた「独裁政権」だと述べた。
ジョルジェスク氏は「ルーマニアの憲法裁判所は、ルーマニアのマフィア裁判所だ」と述べた。
9人が1900万人の国民に代わって判決を下すのだから、これは受け入れられない」
「これはまさにクーデターを意味する。ルーマニアでまだ権力を握っている国家が起こしたものだ」

同氏は、ウクライナでの戦争を継続したいという願望から、同国の民主主義を転覆させようとする欧州連合とNATO諸国のグループが、裁判所に選挙を無効にするよう圧力をかけたと主張した。
「彼らには戦争が必要で、小切手を守りたいのです」と同氏は私に語った。「NATOは守勢から攻勢に転じましたが、これは受け入れられません。戦争を強要しないでください。私の利益にはなりません。しかし、彼らには戦争が必要なのです」。