スペインの農民がEUとメルコスールの協定に抗議
アサジャとCOAGの組合は協定によりスペインで取り返しのつかない損失と事業閉鎖が生じると主張。
AA.com, 16, 12,2024より:
マドリード
スペインの農民は月曜日、首都マドリードで最近合意されたEUとメルコスールの協定に抗議し、この協定が地元の農民だけでなくヨーロッパ全土の農民にも大きな影響を与えると懸念を表明した。
アサハとCOAGの組合の呼びかけにより、農民は農業・漁業・食糧省の外に集まり、EUとメルコスール(アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアのラテンアメリカ連合)との協定に抗議した。
組合は、この協定によりスペインの農業部門で機会の不平等が生じると懸念を表明した。
農民によると、メルコスール諸国の生産コストはスペインよりもはるかに低く、製品を輸入するとスペインとヨーロッパの農民の両方に大きな影響が出る可能性がある。
組合は、この協定によりスペインでは取り返しのつかない損失と事業の閉鎖が発生すると述べた。 12月6日、EUとメルコスール4カ国は、特に中小企業に対する関税および非関税貿易障壁を引き下げながら二国間の貿易と投資を増やす「画期的な」パートナーシップ協定で政治的合意に達した。
フランス、ポーランド、イタリア、スペインを含む一部の加盟国は、すでにこの協定に反対を表明している。