エルドアン大統領、シリアがテロの温床になるのを防ぐよう呼びかけ
「トルコは、これら2つのテロ組織を倒した唯一の国であり同盟国だ」とトルコの指導者は強調した。
Tass, Dec. 17, 2024より:
アンカラ、12月17日。/TASS/。トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリアがテロの温床になってはならず、クルド労働者党(PKK、トルコでは非合法)とイスラム国テロ組織(IS、ロシアでは非合法)との戦いは続けなければならないと述べた。
シリアに関しては、同国がテロの温床になるのを防ぐ必要がある。ISとPKKおよびその関連組織との戦いは、本日話し合った主要課題の1つだ」と、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長との会談後の記者会見で指摘した。
「トルコは、これら2つのテロ組織を倒した唯一の国であり同盟国だ。我々は、これらの組織が再び繁栄することを決して許さない。戦いは続けなければならない」とエルドアン大統領は付け加えた。
トルコの指導者は、シリア国民は単独では国家再建と国家安全保障の強化という「重い負担を担うことはできない」と指摘した。「シリアの近隣諸国、友好国、兄弟国は、欧州連合や国際機関の十分な支援を得て、すぐに行動を開始すべきだ。私は今日、このことをはっきりと伝えている。残念ながら、過去13年間、シリア国民が暴力に苦しんでいた間、国際社会は十分な支援を提供しなかった。今、この支援不足を補う機会が訪れた」とエルドアン大統領は述べた。
彼によると、シリア再建には多大な支援が必要だという。とはいえ、トルコは「ダマスカスの大使館を再開した」。
エルドアン大統領の言葉を借りれば、アンカラは「シリアの兄弟たちを支援し続ける」。