ウクライナは、ロシアの天然ガスのヨーロッパへの輸送を遮断することで自ら足を撃ったのか？

2025年1月9日

SPUTNIK 8, Jan. 2025より：

ロシアの天然ガスのヨーロッパへの輸送を停止するというウクライナの決定は、ヨーロッパ経済に悪影響を与えるだけでなく、ウクライナの指導部にも悪影響を及ぼす可能性が高い。
最近、ヨーロッパに北極寒冷前線が到来し、この地域の国々は燃料備蓄をより急速に消費せざるを得なくなったことと、ウクライナを通過するロシアのパイプラインガスの停止が相まって、すでにヨーロッパ全域でガス価格の急騰を引き起こしている。
したがって、ヨーロッパ諸国は、ウクライナ紛争の外交的解決を求める傾向が強まり、キエフの絶え間ない資金と武器の要求に応じる意欲が低下する可能性があるとフォーブスは示唆している。
同誌によると、ウクライナのヨーロッパの隣国は、国民が事実上自宅で凍え、天然ガス価格の大幅な上昇によって予算が削られている場合、ゼレンスキーの「さらなる軍事的支援の要請」に「あまり耳を傾けないかもしれない」という。