フィツォ首相がウクライナのゼレンスキー大統領を「乞食」「脅迫者」と呼ぶ

ロシアのガス輸送をめぐってスロバキアとキエフ政権の対立が激化
THE GATEWAY PUNDIT Jan. 12, 2025より:

キエフ政権がウクライナ領土を経由したロシア産ガスのヨーロッパへの輸送を停止するという決定は、かつての同盟国を程度の差こそあれ、激怒させた。
スロバキアの場合、これは公然の紛争に発展し、最終的にはキエフの欧州連合加盟の野望を傷つけることになるかもしれない。
ウクラインスカ・プラウダは次のように報じた。
スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、ウクライナを信頼できないパートナーとして厳しく批判し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がヨーロッパ中を回って『懇願』し『他者を脅迫』することにうんざりしていると述べた。」

フィツォ氏は5月に、ウクライナへの援助を主張する反政府過激派により複数回銃撃された。

フィツォ首相は金曜日(10日)の議会演説で、ウクライナ指導部をこれまで以上に厳しく非難した。
フィツォ首相は、モスクワでロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談した理由を議員らに説明し、ウクライナ経由のロシア産ガス輸送の停止に関する今後の措置について情報を提供した。
「フィツォ氏は、ウクライナからスロバキアへのガス輸送問題に関して2つの解決策が準備されており、ウクライナのデニス・シュミハリ首相がこれに合意したとされていると述べた。
その1つは、ロシアとアゼルバイジャンの間で合意し、スロバキアがアゼルバイジャン産ガスを受け取ることができるようにするというものだったが、フィツォ氏によると、ウォロディミル・ゼレンスキー氏がこの合意を妨害したという。2つ目の選択肢は、SPPの親会社がロシアとウクライナの国境に子会社を設立し、スロバキアへのガスをウクライナ経由でスロバキアに輸送するという提案だった。」

スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、当選後すぐにウクライナへの軍事援助を停止した。

フィツォ氏はゼレンスキー氏は「信頼できない」と述べ、「もううんざりだ」と付け加えた。
「彼(ゼレンスキー氏)はヨーロッパ中を回って、物乞いをしたり、脅迫したりして、金をせびっている。もう止めなければならない」。
首相は、ロシアはエネルギー供給に関して「信頼できるパートナー」だと宣言した。
ロシアはウクライナと違って、我々を騙したことはない。2009年に私がウクライナにいた時、ウクライナのティモシェンコ首相にウクライナ西部のガス田からガスを分けてくれと頼んだのを覚えている。すると地獄に落ちろと言われた。これが典型的なウクライナ人だ」
議会での演説中、フィツォ氏はウクライナに関するEUの決定を拒否すると脅した。

発言内容訳
「私はゼレンスキーと手を携えてここにいるわけではない。
そして、時にはもううんざりだと認めざるを得ない。
彼はヨーロッパ中を回って、物乞いと脅迫をし、他人に金をせびり続けている。これは絶対に止めなければならない。この国についても少し考えてみよう。
自分の狭い、純粋に政治的な目標だけではない。
あのガスがなくなったら、一体どうするんだ?ドイツ人自身がほとんどガスを持っていないのに、ドイツ人が私たちにガスを送ってくれると思うか?
いいえ、彼らは私たちに何も送ってはくれない。」