イスラエル首相、1カ月の中断後、汚職裁判で法廷に復帰

ネタニヤフ首相はイスラエル史上、刑事被告人として証言台に立った初の現職イスラエル指導者
AA.com, 27, 01, 2025より:

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、1カ月の中断後、汚職裁判で月曜日にテルアビブ地方裁判所に出廷した。
首相の裁判は12月に手術を受けたため中断された。
イスラエルのメディアは、医師のツビ・ベルコビッチに付き添われて裁判所に入るネタニヤフ首相の写真を掲載した。
金曜日、ネタニヤフ首相は健康状態を理由に法廷に裁判の延期を求めたが、その要請は却下された。
ネタニヤフ首相は、前立腺手術後の感染症のため回復のために休みたいと法廷に嘆願した。
日刊紙エルサレム・ポストが報じたところによると、ネタニヤフ首相は法廷に「勘弁してくれ」と語った。
ネタニヤフ首相が汚職裁判で法廷に出廷するのは今回で7回目。
2019年に同氏に対して提起された汚職事件は3件で、1,000件目、2,000件目、4,000件目であり、賄賂、詐欺、背信行為の容疑が含まれている。
イスラエル首相は不正行為を否定し、容疑は「偽り」だと述べた。
2020年5月24日に裁判が始まったネタニヤフ氏は、イスラエル史上初めて現職のイスラエル指導者として刑事被告人として証言台に立った。
イスラエルの法律では、最高裁判所で有罪判決が下されない限り辞任する必要はないが、その手続きには数か月かかる可能性がある。
ネタニヤフ氏は戦争犯罪と人道に対する罪でも告発されており、国際刑事裁判所は2024年11月に同氏とヨアブ・ギャラント前国防相に対して、ガザでの残虐行為で逮捕状を発行する予定である。ガザでは47,300人以上、主に女性と子供が殺害されている。
1月19日、停戦協定が発効し、イスラエルによるガザへの大量虐殺戦争は停止した。