ヨーロッパは右傾化、ベルギーでさえ右翼の民族主義政権が誕生
ベルギーでは、長年アントワープ市長を務めたバート・デ・ウェーバーが率いる右翼の民族主義政権が誕生。
THE GATEWAY PUNDIT Feb. 1, 2025より:
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反体制政治勢力はヨーロッパで勢力を拡大し続けており、今や悪名高い欧州連合の本拠地であり、自由主義で知られるベルギーでさえ、大陸を席巻する右翼革命の支配下に置かれています。
8か月近くにわたる連立協議を経て、ベルギーはついに新政権を樹立し、史上初めて右翼の民族主義政党が率いることになります。
ファイナンシャル・タイムズ紙は次のように報じています。
「N-VA党の創設メンバーであるバート・デ・ウェーバー氏が首相に就任する。N-VAはベルギーのオランダ語圏であるフランドル地方のさらなる独立を主張し、フランドル地方とフランス語圏であるワロン地方が連邦国家として存続するよう求めてきました。」
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デ・ウェーバー首相は昨日(31日)、ベルギーのフィリップ国王と会談し、宮殿は政府合意に達したと発表した。
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「連立政権のパートナーの1つであるLes Engagésのリーダー、マキシム・プレヴォ氏は、「ついにベルギーは未来の世代について考える勇気と責任のある政府協定を結んだ」と述べた。
デ・ウェーバー氏は当初、Xについて、ルビコン川を渡るジュリアス・シーザーの言葉を引用して反応した。「Alea iacta est! (賽は投げられた)」
デ・ウェーバーとベルギー国王フィリップ。
デ・ウェーバーは北ベルギー党の政治家として初めて首相に就任したが、2013年からはベルギー第2の都市アントワープの市長を務めている。
彼は、軍隊の派遣を含め、アントワープ港でのコカイン密輸の取り締まりを主張した。
「デ・ウェーバー氏は他の右翼民族主義のEU指導者らの仲間入りを果たし、EU理事会の場で欧州保守改革党の発言力を強めることになる。この党にはイタリアのジョルジャ・メローニ氏などの指導者も含まれる。」
新たな連立には、フランドル系キリスト教民主党と左派ヴォルイット、フランス語圏のリベラル派ムーヴメント・レフォルトゥール(MR)と中道派レ・エンゲージスが含まれる。・・・・
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有権者が右派政党を広く選ぶようになった今、EU首脳は突然、失敗した移民政策の緊急変更と国境保護に真剣に取り組むようになった。