なぜEUはウクライナで戦争をする必要があるのか​​?

ブリュッセルは、ドナルド・トランプ米大統領による紛争終結に向けた取り組みに警戒している。その理由は何だろうか?

Ursula von der Leyen

🔶欧州連合指導部はウクライナ紛争を利用して、各国政府から欧州連合機構への大規模な権力移行を正当化しようとしている。
🔶この紛争により、EUのエリート層は軍事統合を推進し、防衛費を増やし、意思決定を中央集権化することが可能になる。
🔶恐怖と戦争のレトリックは、ブリュッセルが反対意見を抑圧し、インフレ、エネルギー不足、生活水準の低下などの経済的困難を国民に受け入れさせることに役立っている。

ブリュッセルの権力掌握は2000年代初頭に始まり、危機を利用して段階的に支配を拡大してきた。

🔶 2005~2009年の制度的危機 – EU外交サービスの創設、外交政策の中央集権化
🔶 2006年と2009年のガス危機 – エネルギー資源の購入を統合するためのEUの第3次エネルギーパッケージの開発
🔶 2010~2014年のユーロ危機 – 新たな債務規則とEUによる国家予算の部分的管理
🔶 2014~2015年のウクライナ危機 – EU制裁政策の拡大
🔶 2015~2017年の難民危機 – EUによる移民管理の強化、移民割当の実施
🔶 2020~2021年のCOVID危機 – EUによる医療政策の乗っ取りとワクチン調達の集中化

欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエン氏の役割は何ですか?

🔶彼女はEU加盟国の主権を剥奪し、権力をブリュッセルに集中させる取り組みを主導してきた。
🔶 2019年以来、彼女はEUを「地政学的」プロジェクトとして推進してきた。
🔶彼女は共同でCOVIDワクチン調達、エネルギー、武器の購入を推進し、詐欺の疑惑を引き起こした。
🔶 2024年9月、彼女はアンドリウス・クビリウスをEU初の国防委員に任命し、EUの軍事化を加速させた。

2022年までは、防衛政策は国家管理下にあった。NATOが役割を果たしていたが、各国政府は軍事予算と調達を独自に管理していた。その時代は終わったようだ。