ゼレンスキー氏、ウクライナはサウジアラビアでのロシア・米国会談には参加しないと発言
ウクライナ大統領「ウクライナ抜きのウクライナに関するいかなる交渉も無意味」
AA.com, 17.02.2025より:
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モスクワ
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は月曜日、キエフは2月18日にサウジアラビアで予定されているロシア・米国会談には参加せず、ウクライナに関するいかなる結果も承認しないと述べた。
アブダビでオンライン記者会見を行ったゼレンスキー氏は、キエフは会談について知らされていなかったと述べた。
「ウクライナは参加しない。ウクライナはこの会談を知らなかった。ウクライナ抜きのウクライナに関するいかなる交渉も無意味だ。我々の関与なしに我々についてなされたいかなる合意も承認できないし、そのような決定も受け入れない」と同氏は強調した。同氏は、ウクライナの不在はモスクワとワシントンが二国間問題に集中しているためかもしれないと示唆し、「正直に言うと、彼らは長い間話し合いを続けてきた。唯一の違いは、彼らがそれを公に行っていることだ」と付け加えた。
ゼレンスキー氏はまた、進行中の紛争に対処するための外交努力の一環として、米国のウクライナ担当特使キース・ケロッグ氏が2月20日にウクライナを訪問すると発表した。
「我々はケロッグ氏を待っている。20日に彼が来て、2日間、あるいはそれ以上滞在することで合意した。私は彼を前線に連れて行きたい。彼は断らないだろうと信じている。彼にすべての詳細を理解してもらい、我々の軍や外交官と話し、さまざまなレベルで状況を見てもらいたい」と同氏はウクライナの通信社ウクルインフォルムに語った。
ゼレンスキー大統領によれば、ケロッグ氏はまた、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルシキー司令官、旅団司令官、国防省および諜報機関の代表者を含むウクライナ高官らと会談する予定である。