ロシア、リヤド会談で米国にNATO軍の東側からの撤退を提案:欧州当局者
米国はロシアの提案を拒否したが、状況は流動的で時間とともに変化する可能性があるとルーマニア高官が主張し、一部の欧州首都で懸念が高まっている。
AA.com, 21.02.2025より:
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モスクワ
ロシアは火曜日、サウジアラビアの首都リヤドで行われた会談で、1997年以降にNATO軍に加わった東側(ポーランド、ハンガリー、チェコ共和国)からのNATO軍の撤退を米国に提案したとルーマニア当局者が主張した。
ルーマニア大統領首席補佐官兼国防・国家安全保障顧問のクリスティアン・ディアコネスク氏は水曜日、国内メディアに対し、米国代表団は二国間会談の第1ラウンドでロシアの提案を拒否したと語った。
しかし、状況は流動的で時間とともに変化する可能性があると指摘し、一部の欧州首都で、ワシントンがより大きな和平協定の一環としてそのような譲歩を検討する可能性について懸念が高まっている。
「私の理解では、状況は時間ごとに、あるいは日ごとに変化する可能性がある」とディアコネスク氏はアンテナ3テレビに語った。
ロシア政府はルーマニア当局者の主張についてまだコメントしていない。