NATO、ウクライナ戦争3周年に支援を再確認

「NATOはウクライナを支援し、共に歩む」と事務総長マーク・ルッテ氏
AA.com, 24.02.2025より:

NATO事務総長は月曜日、ロシアとの戦争3周年にあたり、同国によるウクライナへの軍事同盟の支援を再確認した。
「NATOはウクライナを支援し、共に歩む」とマーク・ルッテ氏はXで述べ、「公正で永続的な平和」を確保することの「重要性」を強調した。
ルッテ氏は、NATOは「ロシアの残忍な侵略戦争の間、自由の炎を燃やし続けるために」武器、装備、訓練を提供することでウクライナを支援してきたと述べた。
★戦争は何時から始まっていましたか?ロシア系民間人を虐殺していたのはウクライナのナチスでは?


「欧州の同盟国は、強固な安全保障やさらなる財政支援など、自らの役割を果たす用意と意欲がある」と同氏は付け加えた。
ウクライナ戦争が4年目に入る中、変化する世界情勢は解決の可能性を示唆している。
戦争終結を訴えて選挙戦を展開したドナルド・トランプ米大統領は、ロシアと直接交渉しながらもウクライナと欧州を脇に追いやるという型破りなアプローチをとっており、この動きは欧州全土で広範な反発を引き起こした。
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はNATO加盟を推し進めており、ウクライナは永続的な平和のために同盟の安全保障保証を必要としていると強調している。
ロシア戦争の3周年を記念して、欧州各国の首脳とEU高官らが首都キエフに集まり、支援を表明した。
しかし、トランプ政権は、ウクライナのNATO加盟への願望や2014年以前の国境を取り戻すという希望は実現しそうにないと示唆している。