スロバキアのロベルト・フィツォ首相はウクライナへの資金援助を拒否

これ以上の財政的・軍事的援助はしないと宣言した。
THE GATEWAY PUNDIT Mar. 2, 2025 8:30 amより:

スロバキア、ロベルト・フィツォ首相

スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、自国はウクライナの果てしない戦争の金のなる木や武器商人ではなくなると公式に宣言した。
土曜日にXに出演したフィツォ首相は、すぐに行き詰まる紛争に資金と武器を注ぎ込む西側諸国の執着を痛烈に非難した。
「スロバキアはウクライナが戦争を継続できるように資金的にも軍事的にも支援しない」と同首相は声明で述べ、他の国々は望むなら資源を無駄にできるが、スロバキアはそれに同調するのをやめたと付け加えた。
この発表により、スロバキアはEUの独断的な親ウクライナの姿勢から公式に離脱した最初のヨーロッパ諸国の1つとなった。
グローバリストの指導者たちが戦争に何十億ドルも注ぎ込み続ける一方で、フィツォ政権は即時停戦を求めているが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や多くのEU首脳はこれを頑なに拒否している。
フィツォ氏はまた、西側諸国のいわゆる「力による平和」戦略を激しく非難し、紛争を解決するのではなく永続させるための幻想だと述べた。「スロバキアは、ウクライナでの戦争継続を正当化することだけを意図した「力による平和」という非現実的な戦略に疑問を抱いている。ウクライナは軍事力の立場から交渉できるほど強くなることは決してないだろう」と同氏は付け加えた。
スロバキアは、EUの戦争優先の姿勢に盲目的に従うのではなく、即時の和平交渉と、フィツォ氏が勝てない戦争と見なす戦争への欧州納税者の資金の流入停止を主張している。
フィツォ氏の声明で最も印象的なのは、EUに対し、ウクライナを経由してスロバキアと西欧諸国へのロシア産ガス輸送を再開するよう要求したことだろう。
皮肉なことに、ウクライナは西側諸国の援助を懇願しながらも、ロシア産ガスの購入を継続しており、事実上、モスクワの戦争マシンに資金を提供しながら、同時に欧州のエネルギー危機を悪化させている。・・・
サミットが、単に戦争を続けること以外にも意見があることを尊重しなければ、欧州理事会は木曜日にウクライナに関する結論に合意できないかもしれない。