EU の外交トップカヤ・カラスはウクライナに 430 億ドルの軍事援助計画

欧州のいくつかの国はそれを拒否している。
THE GATEWAY PUNDIT Mar. 20, 2025 11:30 amより:

EU 外交政策責任者カヤ・カラス。

EU外務政策責任者のカヤ・カラスは、ウクライナに対する400億ユーロ(430億ドル)の軍事支援計画の実施に取り組んでおり、この計画は欧州諸国の間で「幅広い支持」を得ていると述べたが、本当にそうなのだろうか?
スプートニクは次のように報じた。
イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルはEU外務政策責任者のカヤに難色を示している。ラ・スタンパ紙によると、当初の金額は大口径弾薬にちょうど足りる50億ユーロにまで減る可能性がある。
カラスは、3月20日のEU首脳会議で承認される予定のこの提案は「自発的な」ものであると明言し、「ロシアから遠く離れた国々は、近隣諸国ほど脅威を明確に認識していない」と付け加えた。」
イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は、EU諸国がウ​​ルズラ・フォン・デア・ライエン委員の8000億ユーロの防衛費増額にすでに巻き込まれている中で、外交官トップの計画について複数の疑問を公に提起した。この計画は、すでに深刻な国家債務を増大させることになる。
これは、イタリア、フランス、スペインなど予算に制約のある国にとっては複雑な提案だ。

塹壕に潜むウクライナ兵士:ヨーロッパの援助は負け戦に変化をもたらすか?

カラス外相の提案により、EUのウクライナに対する軍事支援は倍増すると見込まれている。
ウクラインスカ・プラウダは次のように報じた。
「外交官によると、この提案は北欧と東欧諸国から強い支持を得ている。
しかし、南欧の首都の中には、ロシアに地理的に近い国はウクライナに多額の援助を行っているが、ロシアから遠い国は少ない援助を行っているという格差を反映して、より慎重な姿勢を示す国もある。
シンクタンクのキール世界経済研究所によると、エストニア、デンマーク、リトアニアはヨーロッパで先頭に立っており、2022年1月から2024年12月の間にGDPの2%以上をキエフに割り当てている。」・・・
地中海諸国のほか、ウクライナに軍事援助を提供しないハンガリーとスロバキアも強い抵抗を示している。