英国軍幹部、ウクライナへの「地上軍」計画を「政治劇」として無視
1万人の平和維持軍は「70万人のロシア軍から身を守ることすらできない」
THE GATEWAY PUNDIT Mar. 24, 2025 10:45 amより:

米国とロシアが歴史的な和平プロセスに取り組んでおり、ウクライナ政権がやや消極的に参加するなか、欧州のリベラル・グローバリストたちは、反ロシアの怒りを誰もが頭に思い浮かべたまま、何らかの関連性を主張しようと躍起になっている。
この欧州の努力から、停戦が調印されたらウクライナの平和維持のために平和維持軍を派遣するという、左派の英国首相キール・スターマーの計画が生まれた。
そもそも、この計画は実現不可能だ。ロシアは、NATO諸国の軍隊を「平和維持軍」として受け入れないと繰り返し警告しており、中国やブラジルの軍隊ならうまくいくかもしれないと述べているからだ。
スターマー氏の「有志連合」が戦後のウクライナに軍事的安全保障を提供する計画について質問された米国特使スティーブ・ウィトコフ氏は、タッカー・カールソンのインタビューで次のように答えた。「これは姿勢とポーズの組み合わせであり、また単純すぎることの組み合わせだと思います。私たち全員がウィンストン・チャーチル(戦時中の英国首相)のようでなければならないという考えがあります。ロシア人はヨーロッパ中を行進するでしょう。ところで、それはとんでもないことです。私たちには第二次世界大戦にはなかったNATOという組織があります。」

ウィトコフ氏は英国のマスコミから激しく批判されたが、現在では英国の軍高官らもほぼ同じことを、おそらくさらに厳しい言葉で、同氏の「有志連合」を「政治劇」として退けている。
テレグラフ紙は次のように報じた。「日曜日、軍の高官らは計画を否定し、テレグラフ紙に対し、サー・キールは『先走りすぎた』と語った。
[…] ある陸軍高官は、その時期にウクライナ支援計画を策定することは『まったく不可能』だと述べた。
同氏は次のように述べた。『明確な軍事的最終状態や軍事戦略計画の想定はない。すべては政治的芝居だ。スターマーは、何を言っているのか理解する前に地上部隊の話で先走りし、それが今ではそれについてあまり耳にせず、より容易でウクライナに基地を置く必要のないジェット機や艦艇の話が増えている理由だ』」・・・


ロシアも米国も英国主導の「連合」を支持しておらず、さらに悪いことに「その任務が何なのか誰も知らない」。
「『ウクライナとその周辺には約70万人のロシア人がおり、100万人以上のウクライナ人が武装している』と彼は言った。『前線から400キロ以上離れた国西部に駐留する1万人の国際部隊は一体何をするのだ?』
『自衛すらできない。任務は何なのか?その正当性は?交戦規則は?どのように指揮され、補給され、収容されるのか?そこにどれくらいの期間、なぜ滞在するのか?誰も知らない』」
ロシアも米国も英国主導の「連合」を支持しておらず、さらに悪いことに「その任務が何なのか誰も知らない」。
「『ウクライナとその周辺には約70万人のロシア人がおり、100万人以上のウクライナ人が武装している』と彼は言った。『前線から400キロ以上離れた国西部に駐留する1万人の国際部隊は一体何をするのだ?』
『自衛すらできない。任務は何なのか?その正当性は?交戦規則は?どのように指揮され、補給され、収容されるのか?そこにどれくらいの期間、なぜ滞在するのか?誰も知らない』」

同盟国か戦争屋か?モスクワの情報機関は、スターマーの英国は米ロ和平プロセスを脅威とみなし、英国を「世界紛争の扇動者」と呼んでいると述べている