イスラエル野党指導者、経済停止と早期選挙を要求、この政府は破壊の政府だ

「抗議から抵抗へ移行する必要がある。この政府は破壊の政府だ」と野党指導者ヤイル・ゴラン氏
AA.com, 24.03.2025より:

エルサレム
イスラエル野党指導者ヤイル・ゴラン氏は月曜日、ベンヤミン・ネタニヤフ政権に早期選挙を迫るため、イスラエルの経済と公共サービスを停止するよう要求した。
「抗議から抵抗へ移行する必要がある。この政府は破壊の政府だ」と民主党を率いるゴラン氏は地元ラジオFM103に語った。
ゴラン氏は、すべての野党指導者、特に自由党と民主党の指導者に、ネタニヤフ政権に対する取り組みを調整するための共通の部屋を作るよう呼びかけた。
中道派の国民統一党のベニー・ガンツ党首はXで「ネタニヤフによる国家機関の弱体化は、大惨事に終わるだろう」と警告した。
ネタニヤフ首相は、2023年10月7日のハマス攻撃につながった失敗の責任を取ることを拒否し、早期選挙実施を求める野党の要求を拒否した。
イスラエル国内治安機関シンベトのトップであるロネン・バー氏とガリ・バハラヴ・ミアラ検事総長を解任するという政府の決定に抗議するため、ここ数日、数千人のイスラエル人が街頭に繰り出した。
イスラエルの最高裁判所は、シンベトのトップ解任に異議を唱える請願を4月8日に審査する予定である。
バー氏は解任の背後に「政治的動機」があると示唆し、ネタニヤフ首相の決定は首相への「個人的な忠誠心」を示すことを拒否したことに起因すると示唆した。
イスラエル軍は3月18日以来、ガザへの奇襲空爆を開始し、700人以上のパレスチナ人を殺害し、1,000人以上を負傷させ、1月に発効した停戦および捕虜交換協定を破壊した。
2023年10月以来、ガザ地区でのイスラエル軍の残忍な攻撃により、女性と子供を中心に約5万人のパレスチナ人が殺害され、11万2000人以上が負傷した。
国際刑事裁判所は昨年11月、ネタニヤフ首相とヨアブ・ギャラント前国防相に対し、ガザ地区での戦争犯罪と人道に対する罪で逮捕状を発行した。
イスラエルはまた、ガザ地区に対する戦争により、国際司法裁判所でジェノサイド事件に問われている。