EU外交長官、加盟国に対しモスクワの戦勝記念日パレードへの参加を控えるよう警告
EU首脳らが5月9日にキエフを訪問する予定があるかとの質問に対し、カヤ・カラス外相は、EU加盟国代表に対し「連帯を示すため、可能な限りキエフとウクライナを訪問する」よう促したと回答した。
Tass, 15 APR, 00:52より:

ブリュッセル、4月14日 /TASS/
欧州連合(EU)は加盟国に対し、5月9日にモスクワで行われる戦勝記念パレードへの参加を控えるよう警告した。
「加盟国から明確に伝えられているのは、5月9日のモスクワでのパレードや式典への参加は、欧州側にとって決して軽視されるものではないということです」と、EU外務・安全保障政策上級代表のカヤ・カラスは、EU加盟国外相会合後の記者会見で述べた。カラス氏は、EUは全ての加盟候補国に対し、式典への参加を控えるよう強く求めたことを強調した。
「我々はその点を明確に伝えました」とカラス氏は付け加えた。
ウクライナの記者から、EU首脳が5月9日にキエフを訪問する予定があるかどうか問われると、カラス氏は全てのEU加盟国の代表に対し、「連帯を示すために、可能な限りキエフとウクライナを訪問する」よう促すと答え、これらの訪問には具体的な軍事支援の約束が伴うことをEUは奨励していると強調した。