EU、ロシアの5月9日の「戦勝記念日」式典に参加する欧州首脳を脅迫

スロバキアのフィツォ首相は「誰も彼の参加を阻止できない」と発言 – セルビアのヴチッチ首相は式典への参加を控えるよう圧力を受ける
THE GATEWAY PUNDIT Apr. 16, 2025 1:15 pmより:

モスクワでの「戦勝記念日」軍事パレード。

欧州連合(EU)は、ロシアを非難し、その架空の大陸侵攻を懸念し、いらだつこと以外に、やるべきことなど何もないようだ。
この意味では、月曜日(14日)、EUのカヤ・カラス外相が、5月9日にモスクワで開催される「戦勝記念日」にEU首脳が参加すれば、参加しないよう脅迫したことも不思議ではない。この記念日は、第二次世界大戦におけるナチス・ドイツ敗戦80周年を記念する行事である。カラス外相は、EU首脳に対し、「ウクライナとの連帯を示す」よう促した。
ポリティコは次のように報じた。
「ロシアメディアによると、ロシアのプーチン大統領率いる政府は、中国、インド、ブラジルの首脳に加え、EU加盟国のスロバキア、そして27カ国からなるEU加盟を目指すセルビアにも招待状を送付した。
「また、非常に明確に議論され、様々な加盟国によって述べられたことは、ロシアが実際にヨーロッパで本格的な戦争を仕掛けていることを考えると、ヨーロッパ側は5月9日のモスクワでのパレードや祝賀行事へのいかなる参加も軽視しないということだ」とカラス外相は外相会合の後、ルクセンブルクで記者団に語った。

EU’s top diplomat Kaja Kallas.

カラス外相は、EU加盟を希望する国々に対し、モスクワでの祝賀行事に参加しないよう警告した。
「ポリティコは月曜日、ウクライナがロシアの軍事祝賀行事に対抗するため、EU高官や指導者を5月9日にキエフに招待すると報じた。カラス外相もEU外相との会談後、この呼びかけを繰り返した。
「私はまた、すべての加盟国だけでなく、各機関の代表者にも、真の連帯を示し、ウクライナと共にあることを示すために、可能な限りキエフを訪問するよう呼びかけました」と彼女は述べた。
ハンガリーの指導者、ビクトル・オルバーンは行かないと表明しているが、昨日(15日)、スロバキアの首相ロベルト・フィツォは「誰も彼が5月9日にモスクワに行くのを止めることはできない」と断固として宣言した。
テレグラフ紙は次のように報じた。
「セルビア大統領が来月、ウラジーミル・プーチン大統領の戦勝記念日パレードに出席するためにロシアを訪問した場合、EU加盟は阻止される可能性がある。」
ロシア国営メディアがセルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領の出席を報じた後、欧州当局はヴチッチ大統領を厳しく批判し、「訪問はEU加盟基準に違反し、セルビアのEU加盟への野望を挫くことになる」と述べた。
エストニア外務省のヨナタン・ヴセヴィヨフ事務総長は、「特定の決定には代償が伴うことを彼らに理解させる必要がある」と述べた。「その結果、彼らはEUに加盟できないことになる」
さらに彼は、「ロシアは人々に出席してもらうために懸命に働きかけてきた…我々にとって、これは重要なリトマス試験となるだろう。基本的に我々が見ているのは、彼らが我々の味方なのか、それとも敵対チームでプレーしているのかだ」と付け加えた。