ラブロフ外相は、世界中の人々がロシアを伝統的価値観の守護者と見なすようになっている

外相は、「ロシアは、世界の主要宗教と文化に共通する永続的な価値観への依拠、そしてすべての国の独自のアイデンティティと主権的発展の権利の尊重こそが、より公正な多極的世界秩序を構築する鍵であるという信念を一貫して堅持してきた」と強調した。
Tass, 16 APR, 22:23より:

モスクワ、4月16日 /TASS/
ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ氏は、ロシア外務省主催のロシア地域首長会議において、ロシアは世界で増加している伝統的な精神的・道徳的価値観を共有する人々を支援する用意があると述べた。
「文明国家として、ロシアは、世界の主要宗教と文化に共通する永続的な価値観に依拠しつつ、すべての国の独自のアイデンティティと主権的発展の権利を尊重することが、より公正な多極的世界秩序の構築の鍵であり、ひいてはロシアの発展、そしてもちろん、そのようなアプローチを共有するすべての国にとってより好ましい外部条件を生み出すという信念を一貫して堅持してきた」とラブロフ氏は述べた。
「世界中でますます多くの人々が、我が国に共感し、私たちの生き方を理解しようとするだけでなく、ロシアをこれらの伝統的価値観の守護者、擁護者として認識しており、このような感情は西側諸国にも見られる」とラブロフ外相は強調した。
ラブロフ外相は、2024年8月にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がロシアの伝統的価値観を支持する個人への人道支援に関する政令に署名したことを安保理に改めて指摘した。外務省は、この政令の実施にあたり、他の機関と積極的に連携しており、「関連措置に関する情報提供」も行っていると指摘した。
「我が国の大使館と領事館は、活動国において外国人市民にこの取り組みを説明するための包括的かつ定期的に更新されたガイドラインを策定している」とラブロフ外相は付け加えた。「ロシア外務省はまた、前述の政令に基づき、市民権取得を目指してロシアへの移住を希望する外国人の移住と社会適応を支援している」
「我々の主要目標は、不自然な行動様式や生活様式、そして破壊的な新自由主義イデオロギーが人々に強引に押し付けられ、人々の道徳的健康を著しく損なう国々からの市民の移住と社会統合のための、透明性があり、明確で、具体的な条件を確立することだ」とラブロフ外相は述べた。