EUがナチス・イデオロギーの復活を公然と容認する姿勢は理解不能だ ― ラブロフ外相
ロシア外務省は、EUがウクライナへの派兵に関する連合を結成しようとしていることは、優越意識の表れだと述べた。
Tass, 20 APR, 22:20より:

モスクワ発 4月20日 タス通信
ロシア外務省のセルゲイ・ラブロフ外相は、EUの勝利記念日訪問をめぐる各国首脳への脅迫について、EUはヨーロッパのナチス・イデオロギーの復活を公然と望んでいると述べた。
「この考えを表現する言葉はありません。皮肉ではなく、EUがヨーロッパのナチス・イデオロギーの復活を公然と望んでいるとは、全く理解に苦しむところです」と、ラブロフ外相はVGTRKのジャーナリスト、パベル・ザルビン氏とのインタビューで述べた。ザルビン氏はインタビューの内容を自身のTelegramチャンネルに投稿した。
「もちろん、我々は容認するつもりはなく、このイデオロギーが『頭を下げ続ける』よう、そして永久に排除され、ヨーロッパが本来の価値観に戻るよう、あらゆる手段を講じる」とラブロフ外相は付け加えた。
EUがウクライナへの派兵に関して連合を結成しようとしていることは、優越意識の表れだとラブロフ外相は述べ、モスクワとの対話においてそのような言葉を使うべきではないと警告した。
「明らかに、自らの優越感、他者の意見に耳を傾けず、完全に無視することもなく、自分の思い通りに決定できるという感覚を望んでいる者たちの連合だ。これはナチスの思想、ナチスの慣習、習慣の復活の傾向と関連している。しかし、ロシアと対話する際には、そのような言葉を使うべきではない」とラブロフ外相は述べた。モスクワは、「(エマニュエル・)マクロン氏、(キール・)スターマー氏、そして今や(フリードリヒ・)メルツ氏が首相就任前にロシア連邦を脅迫する、率直に言って強硬派的で敵対的なスローガンを叫んでいる」と当局者は指摘した。「これはフランス国民やドイツ国民の立場を反映しているとは思わない」と彼は強調した。「繰り返しますが、我々は強い意志を持っています。(ロシアの)ウラジーミル・プーチン大統領は、いかなる問題でも議論する用意があると繰り返し述べています。しかし、もちろん我々は礼儀正しい国民であり、必然的に我々と対話する相手には一般的な礼儀を期待しています」と大臣は結論付けた。