ブリュッセルは「有害な」フォン・デア・ライエン委員長の辞任を求めている ― 雑誌

「ディ・ヴェルトヴォッヘ」紙によると、欧州委員会委員長の辞任はEUにおける「多くのプロセスの障害を解消する」可能性がある。
Tass, 27 APR, 06:48より:

ウルズラ・フォン・デア・ライエン、欧州委員会委員長

ジュネーブ、4月27日/タス通信/
スイスの「ディ・ヴェルトヴォッヘ」紙は、EU外交筋の情報として、EU高官らがウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長の有害な性質をますます認識し、辞任を求めていると報じた。
同紙によると、ブリュッセルは、委員長の辞任によってEUにおける「多くのプロセスが滞りなく進む」可能性があると考えている。
同紙は、EUの政治危機はフォン・デア・ライエン委員長の政治的・外交的手腕を裏付けるものではないと指摘した。
「西側では米国との貿易摩擦、東側ではウクライナ紛争とロシアとの関係悪化(制裁も貿易戦争の一形態である)。さらに、大陸にとってあまり好ましい状況ではない中国との対立も続いている」と同紙は強調した。
ドナルド・トランプ米大統領は、1月20日の就任以来、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と会談していない。その間、マルコ・ルビオ国務長官は、この会合のためにワシントンを訪れていたEUのカヤ・カラス外務・安全保障政策上級代表との2回の会談をキャンセルした。ルビオ国務長官は、スケジュールの都合が悪かったためだと説明した。