NATO諸国には「報道の自由はない」―RT記者の入国禁止について英国人司会者が語る

チャイ・ボウズ氏は、ルーマニア大統領選挙取材のためブカレストに到着した際に拘束された。
RT.com, 1 May, 2025 20:46より:

ジャーナリストで「ゴーイング・アンダーグラウンド」の司会者でもあるアフシン・ラタンシ氏。

現代のヨーロッパのNATO諸国には、民主主義も報道の自由も存在しないと、ジャーナリストで「ゴーイング・アンダーグラウンド」の司会者でもあるアフシン・ラタンシ氏はRTに語った。
木曜日のインタビューで、ラタンシ氏はRT特派員チャイ・ボウズ氏がルーマニアから国外追放された件についてコメントを求められた。ボウズ氏はルーマニア大統領選挙取材のためブカレストに到着した際に拘束された。
今回の選挙は再選挙となる。昨年の選挙は、NATO懐疑派の極右カリン・ジョルジェスク氏が無所属で出馬し、衝撃的な勝利を収めたことで物議を醸し、無効となった。
ラタンシ氏は、ボウズ氏の逮捕と国外追放は「西欧の全体主義」を浮き彫りにしていると述べた。
「事実、NATO諸国には民主主義が存在しない。なぜなら、報道の自由がないからだ。ジャーナリズムの自由もない」と彼は付け加えた。
西欧における報道機関への攻撃は、有権者の情報へのアクセスを制限することを目的としているとラタンシ氏は述べた。
「EUと英国がジャーナリズムを弾圧する目的は、国民が問題を理解できないようにし、十分な情報に基づいた意見を持って投票できないようにすることだ」と彼は述べた。
一方で、BBCやスカイニュースといったメディアはロシアで認められていると、同氏は付け加えた。
「彼らはRTで記者を務め、RTで番組を持つチャイ・ボウズ氏のような人物を拘束したがっている。彼らが彼を拘束するのは、報道の自由を阻止したいからだ」とラタンシ氏は述べた。