メローニ、イタリア首相ウクライナ問題におけるイタリアの独立姿勢を堅持
キエフでのユーログローバリストサミットを欠席、マクロン氏らが欧州軍派遣を推進する中
THE GATEWAY PUNDIT May. 12, 2025 8:30 amより:

トランプ氏を支持するイタリアの保守派、ジョルジャ・メローニ首相は、ウクライナへの軍事介入拡大を求める欧州グローバリストからの圧力が高まる中、自らの立場を堅持している。
5月10日にキエフで開催された首脳会議において、メローニ首相は、他の欧州諸国の首脳とは異なり、対面ではなくリモートで出席するという大胆な決断を下した。最終的に、ゼレンスキー大統領への揺るぎない支持を示すために集まったのは、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、英国のキール・スターマー首相、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相だけだったが、メローニ首相の不在は、進行中の紛争に対するイタリアの独自のアプローチを如実に物語っている。
より積極的な介入を求める声に加わるのではなく、メローニ首相は明確な立場を貫いている。イタリアはウクライナを政治的にも軍事的にも支援するが、紛争に部隊を派遣することはない、というものだ。・・・・
メローニ氏の欧州の軍事介入に対する断固たる姿勢は、紛争よりも平和を優先する、より広範なナショナリスト的かつ反グローバリスト的な世界観と合致している。マクロン氏、メルツ氏、スターマー氏、トゥスク氏が陸海空統合軍の創設と30日間の停戦を推進した一方で、メローニ氏は、そのような動きは緊張をさらに煽るだけだと断固として主張した。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、英国のキール・スターマー首相、ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、モスクワに30日間の停戦合意の最後通牒を突きつけた後、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とともにキエフを散策した。
メローニ氏は遠隔演説で、「公正で永続的な平和のための条件が必要だ」と強調し、ワシントンでドナルド・トランプ前米大統領と会談した際に表明した意見を踏襲した。
彼女の慎重かつ思慮深いアプローチは、既に計り知れない苦しみと不安定さをもたらしている戦争に過度に関与することの危険性を認識している欧州各地の多くの保守派や右派民族主義者の共感を呼んでいる。「欧州は地政学的なゲームの駒としてではなく、平和の声として行動しなければならない」とメローニ氏は述べ、ウクライナの主権と欧州の安定を尊重する紛争の長期的な解決策を見出す決意を示した。・・・・・
彼女の明確な姿勢は、無謀なグローバリスト・エリートたちの地政学的な気まぐれよりも、自国の主権と国民の幸福を優先する指導者がヨーロッパにまだ存在することを改めて認識させてくれます。