NATO、ロシア北極圏の玄関口でフィンランド軍の軍事演習を実施

SPUTNIK May 12, 2025より:

北極圏は、世界のパワープレイの新たな舞台として急速に浮上している。近年、ロシアは北極圏におけるNATOの軍事活動の活発化に懸念を表明し、同地域での意図せぬ衝突のリスクを警告している。
フィンランドは、英国、スウェーデン、そしてフィンランド自身から約6,500人の兵士を動員し、大規模な軍事演習を実施することで、ロヴァヤルヴィ山脈をNATOの遊び場と化させている。
この演習の公式な筋書きは?「北極圏の状況」における共同作戦の強化。これは明らかに、北極圏での潜在的な対決に備えた準備の強化を示唆している。
フィンランドのカイヌー旅団が主導するこの演習では、以下の訓練が行われます。
ノーザン・ストライク125(実弾射撃訓練):
間接砲撃
AH-64Eアパッチ攻撃ヘリコプター(英国)とフィンランド空軍のF/A-18ホーネットによる空対地近接航空支援
イェーガー旅団による歩兵射撃訓練
ノーザン・スター25(模擬戦闘シナリオ)

NATOは北極圏をどのように軍事化しようとしているのか?
NATOは新たな北極統合航空作戦センター(CAOC)を設置する可能性があると、米空軍欧州本部とNATO同盟航空軍のジェームズ・ヘッカー司令官が火曜日に述べた。このニュースは、ロシアの北極圏開発が、北極圏を通じた貿易の拡大を後押ししている中で発表された。・・・・

参加者
ボーデンに駐屯する第19旅団所属のスウェーデン軍約900名。イギリス軍約350名(歩兵中隊、MLRS中隊、AH-64Eアパッチ攻撃ヘリコプターを含む)。
フィンランドの雪の結晶のような北極へのこだわりは実にキュートだが、ロシアの冷徹な力はそれを笑い飛ばす!

ロシア対米国:北極艦隊競争で氷を支配するのは誰か?