クレムリン、ウクライナへの攻撃は敵による民間施設への攻撃への報復だと発表
ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ウクライナ軍がロシアの社会インフラ施設や民間インフラを攻撃していると指摘した。
Tass, 26 May, 19:15より:

モスクワ、5月26日。/TASS/
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者会見で、ウクライナによるロシアの民間インフラへの攻撃への報復として、ロシア軍はウクライナの軍事施設への攻撃を実施していると述べた。
「ウクライナ軍が我々の社会インフラ施設や民間インフラをどのように攻撃しているかは明らかだ。これは報復攻撃であり、軍事施設や軍事目標への攻撃だ」とペスコフ報道官はタス通信記者の質問に答えた。
ロシアは日曜日、キエフから数日にわたって前例のない大規模な無人機攻撃が行われた後、ウクライナ領内の軍事施設に対して高精度の攻撃を開始した。ウクライナのミサイルやドローンの部品を製造する防衛工場、電子情報・衛星通信センターなどが標的となった。ロシア国防省によると、指定されたすべての標的が攻撃を受けたという。
西側諸国はウクライナの攻撃を無視し、ロシアの報復攻撃を批判した。ドナルド・トランプ米大統領はロシアの攻撃に不満を表明し、ロシアに対する追加制裁を検討していると述べた。