ロシアとウクライナの新たな和平交渉ラウンドが月曜日にイスタンブールで開催決定

THE GATEWAY PUNDIT May. 30, 2025 1:00 pmより:

ウクライナのルステム・ウメロフ国防相とロシアのウラジーミル・メジンスキー首席交渉官が、両代表団を率いる。

ウクライナは数日間にわたる協議の後、米国とトルコからの圧力も報じられている中、月曜日にイスタンブールで開催されるロシアとの和平交渉に参加することを本日発表した。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は28日(水)に、5月中旬に第一回協議が開催されたトルコのイスタンブールで、ロシアは6月2日にウクライナと会談する用意があると表明した。
ラブロフ外相によると、ロシア代表団は再びウラジーミル・メジンスキー首席交渉官が率い、ウクライナ危機終結に関する覚書をウクライナ代表団に提出する予定である。

ゼレンスキー大統領のルステム・ウメロフ国防長官は水曜日にもロシアの提案に対し無反応を示し、「ロシアとの更なる会談には反対しない」と述べた。
会談発表後、ラブロフ外相はマルコ・ルビオ米国務長官と電話会談を行い、イスタンブールでの交渉に向けてモスクワが具体的な提案を準備していることを伝えた。
ルビオ長官は改めて、トランプ大統領がウクライナ紛争の早期解決に重点を置いていることを強調した。
しかし、ウクライナのアンドレイ・シビガ外相は、新たな協議ラウンドの前に、ロシアに対し戦争終結に関する覚書の提出を引き続き要求した。キエフのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も、「モスクワとの口論は効果がない」と主張した。
この時点では会談は行われない可能性があると思われた。

ある時点では、ゼレンスキー大統領は代表団に対し、和平交渉のためにイスタンブールに行かないよう指示したかに見えた。

昨日(29日)、クレムリンは、イスタンブールでの会談前にロシアの和平要求を盛り込んだ覚書を引き渡すというウクライナの要求を拒否した。
報道によると、トルコのハカン・フィダン外相は、ウクライナに会談への参加を説得するためウクライナを訪問したという。
ウクライナの受容の度合いを変えたのは、ドナルド・J・トランプ大統領の特使キース・ケロッグの介入だったようだ。

トランプ大統領のウクライナ特使キース・ケロッグ氏はキエフに交渉に応じるよう説得した。

トランプ政権高官の中で最もキエフ寄りのケロッグ氏はインタビューで、ウクライナがNATOに加盟する可能性を驚くべきことに否定し、NATOの東方拡大に対するロシアの懸念は正当であることを認めた。
ケロッグ氏はまた、ゼレンスキー氏のチームにイスタンブールでの会談に同行するよう圧力をかけなければならなかったと述べた。・・・・
そして本日(30日)、ゼレンスキー大統領の側近であるウクライナ大統領府長官のアンドリー・イェルマーク氏は、ウクライナがロシアとのイスタンブール会談に出席する用意があることを正式に発表しました。