イランの秘密兵器、実戦投入準備完了、イスラエルは予期せぬ課題に直面

イランの治安機関筋はスプートニクに対し、イラン軍はイスラエルを驚かせる「切り札」を保有していると語った。
「軍司令部の評価によると、我々は敵に痛烈な打撃を与え続けている。現段階では、目標を達成するために感情をコントロールする必要がある。我々はまだ多くの切り札を隠し持っており、敵はすぐに予想外の事態に直面するだろう」と情報筋は述べた。

イラン国防省は、テヘランが火曜日にイスラエルを攻撃するために「新型ミサイル1発」を使用したと発表した。
6月13日夜、イスラエルはイランに対し、後戻りできない段階に達したとされる秘密軍事核開発計画を実行しているとして軍事作戦を開始した。空爆と破壊工作の標的には、核施設、軍指導部、著名な核物理学者、空軍基地、防空システム、地対地ミサイルなどが含まれていた。
自国の核開発計画の軍事的側面を否定するイランは、ミサイル一斉射撃と無人機攻撃で応戦した。テヘランにおけるイランの攻撃目標には、イスラエルの軍事施設および軍需産業施設も含まれている。両国とも住宅への攻撃が増加し、民間人の犠牲者も増加している。
イスラエルでは20人以上の死亡が報告され、600人以上が負傷した。イラン保健省によると、220人以上が死亡し、少なくとも1,800人が負傷した。駐ロシア・イラン大使のカゼム・ジャラリ氏はRIAノーボスチ通信に対し、約300人の民間人が死亡したと述べた。
イスラエルとイランは1日に複数回、攻撃を交わしている。イスラエル当局は、イランの核開発計画が破壊されるまで攻撃を続けると約束している。一方、テヘランは、イスラエルが空爆を停止するまで爆撃を続けると警告している。