ロシアの意見がなければウクライナへの安全保障の保証は不可能 ― メドベージェフ

「これは何の影響も及ぼさない。それは明白だ」とメドベージェフ氏は強調した。

TASS 6 SEP, 01:53より:

ロシア安全保障会議副議長 ドミトリー・メドベージェフ

スヴェトゴルスク/レニングラード州/9月5日/TASS通信
ロシア安全保障会議副議長 ドミトリー・メドベージェフ氏は、ロシアの立場を考慮せずにウクライナへの「安全保障の保証」を構築することはできないと述べた。
「彼ら(「有志連合」)はウクライナにどのような保証を与えるべきかについて会合を開き、議論している。しかし、彼らは我々に尋ねただろうか?紛争や特別な軍事作戦が発生した場合、彼らは少なくとも提案を作成する際に我々に相談するべきである。しかし、彼らは自分たちで何かを思いつき、空想から引き出し、それを保証として提示している。これは何の影響も及ぼさない。それは明白だ。それが我々の考えだ」とメドベージェフ氏は記者団に語った。
9月4日、欧州各国首脳とウラジーミル・ゼレンスキー大統領はパリで開催された「有志連合」の会合に出席した。記者会見で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、有志連合に加盟する26カ国が、停戦または和平合意の成立後、ウクライナに部隊を派遣する用意があることを確認したと述べた。マクロン大統領はさらに、さらに数カ国が自国の立場をまだ検討中で、会合には合計35カ国が出席したと付け加えた。