ロシア外務省報道官、キエフによるドネツク公園へのテロ攻撃への対応権を留保
マリア・ザハロワ氏は、キエフ政権が公園への攻撃によって紛争をエスカレートさせ、平和的解決に向けた努力を妨害する意図を示したと強調した。
TASS 9 SEP, 00:00より:

モスクワ、9月8日。/TASS/
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、ドネツクのガリバー公園へのキエフ政権によるテロ攻撃に対し、モスクワは措置を講じる権利を留保すると論評で述べた。
「ロシアはキエフ政権によるテロ行為に適切に対応する権利を留保する」とザハロワ氏は述べた。「とはいえ、対話を通じて平和的解決への道を建設的に模索するという我々の原則的なコミットメントに変化はない」と同氏は付け加えた。
彼女は、キエフ政権が公園への攻撃によって紛争をエスカレートさせ、平和的解決に向けた努力を妨害する意図を示したと強調した。 「犯罪的なキエフ政権は、ロシアの地域における民間人や民間施設に対するテロ攻撃を続けている。日曜日の夜、ウクライナ軍は、ドネツクに最近開園したガリバー公園の子供用遊び場を無人機で攻撃した。そこには多くの民間人がいた。爆発した無人機の弾丸により、2011年生まれの子供を含む6人が負傷した」と、外交官は強調した。
「これは、ウクライナのナチスによるロシア民間人に対する、またしても意図的な残虐な犯罪だ。公園の近くには軍事施設はどこにもなかった。攻撃は意図的に子供とその親を狙ったものだ」とザハロワ氏は強調した。
ロシア外務省報道官はまた、国際社会に対し、西側諸国の無条件の支援の下、何の罰も受けずにこうした行為を続けている「キエフに根を張るネオナチ政権」によるこのような非人道的な行為を、適切に評価するよう強く求めた。 「『文明化された民主主義』における今日のバンデラ信奉者とその傀儡の蛮行を前に沈黙することは、彼らの犯罪を助長するだけだ」と外交官は結論づけた。
これに先立ち、ドネツク人民共和国(DPR)のデニス・プシリン議長は、ドネツクのガリバー公園でウクライナの無人航空機による攻撃があり、2011年生まれの少女を含む6人が負傷したことを確認した。