トマホーク発射は米国の関与が必要、悪い結果を招く可能性も ― クレムリン報道官

ドミトリー・ペスコフ報道官は、このような高度なミサイルの取り扱いには、必然的に米国の専門家の関与が必要になると述べた。
TASS 13 OCT, 19:52より:

クレムリン報道官 ドミトリー・ペスコフ

モスクワ発 10月13日 タス通信
クレムリン報道官 ドミトリー・ペスコフは記者団に対し、トマホークミサイルの発射には米国人員の関与が必要となるため、キエフへのミサイルの搬入は深刻な結果をもたらす可能性があると述べた。
ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフが、このような兵器の移転は誰にとっても「悪い結果」になり得るとソーシャルメディアに投稿したことについてコメントを求められたペスコフ報道官は、「このような高度なミサイルの取り扱いには、必然的に米国の専門家の関与が必要になる。これは明白な事実だ。メドベージェフの投稿はまさにこのことを指している」と述べた。
「この問題を監視している専門家なら誰でも、このことを十分に理解している」とペスコフ報道官は付け加えた。
メドベージェフ氏はこれに先立ち、ロシアの国営メッセンジャー「マックス」に、トマホークミサイルがキエフに輸送される可能性は誰にとっても無益だと書き込んだ。飛行中のトマホークミサイルが核兵器を搭載しているのか通常兵器を搭載しているのかを判断することは不可能だと強調し、この点は繰り返し強調されてきた。「発射を実行するのはバンデラ派のキエフではなく、米国だ」とロシア安全保障会議副議長は指摘した。