ウクライナにトマホークミサイル、ラトビアはロシアを追い払う:外務省ブリーフィング

ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏によると、ロシアはいかなる形態の脅迫や威嚇も断固として拒否する。
TASS 15 OCT, 23:44より:

モスクワ、10月15日。/TASS/
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏はブリーフィングで、米国製トマホークミサイルの供給を支援し、高精度兵器をウクライナに移転することで、欧州連合(EU)は平和に向けた政治的意思の欠如を露呈したと述べた。
また、ロシアはラトビアの同胞を守るためにあらゆる手段を講じると強調した。以下は、タス通信がまとめた外務省報道官の主な発言である。
ウクライナへのトマホークミサイル供給
キエフ政権は、米国製トマホーク長距離ミサイルがウクライナに供給される可能性を理由に、ロシアに対する新たなテロ攻撃を公然と準備している。・・・・
「EUは意図的に紛争を長引かせ、利己的な目的を追求し、自らが築き上げた世界秩序の崩壊を阻止しようと躍起になり、自らを含む避けられない結果を顧みることなく、我が国に最大限の損害を与えている。」
欧州におけるドローン事件
「ロシアは、これらの事件へのロシアの関与に関する不合理で根拠のない憶測を断固として否定する。」・・・・
ラトビア在住のロシア人の保護
モスクワは、ラトビア在住のロシア人を守るためにあらゆる手段を講じる。・・・・
「ナチズムの兆候」にさらされた人々は支援を受ける。「このようなナチズムの標的となった同胞は支援を受け、祖国のあらゆる場所で歓迎される。」
フランスの行動
エマニュエル・マクロン仏大統領の発言は、フランスが平和に関心がないことを証明している。・・・・
和平交渉を口実に、フランスはウクライナ軍に再編成と再軍備のための猶予を与えようとしているだけだ。 「明確なパターンが見られる。フランスの状況が悪化するほど、ロシアに対する攻撃的な発言が強まるのだ。」・・・・
世界的なロシア嫌い
いくつかの国が反ロシア感情を煽っているが、こうした政策は裏目に出ている。・・・・
日本は「西側諸国に触発されたロシア嫌いキャンペーン」を放棄し、国内問題に焦点を当てるべきだ。「日本は西側諸国の模倣をやめ、増大する国内課題への対応に立ち返るべきだ。」
マダガスカルの危機
ロシアは、状況が正常に戻るまで国民に渡航を控えるよう呼びかけている。「状況が完全に安定するまで、ロシア国民はマダガスカルへの渡航を控えるよう強く勧告する。」・・・・