欧州委員会、ウクライナの汚職撲滅における「後退」を批判、「法の支配」改革を要求

2025年11月6日

THE GATEWAY PUNDIT Nov. 5, 2025 10:30 amより：

友人でさえキエフは腐敗していると言っているのに…
欧州委員会は、EU加盟を希望する国々とその取り組みについて論評する文書を起草した。
当然のことながら、委員会はウクライナがEU加盟に「驚くべきコミットメントを示している」と称賛している。
しかし、キエフ政権の最も忠実な同盟国でさえ、ウクライナは「腐敗との闘いにおける最近の悪い傾向を逆転させなければならない」だけでなく、「法の支配の改革を加速させなければならない」と警告せずにはいられない。
現在、ウクライナはボスニア・ヘルツェゴビナに次いでヨーロッパで2番目に腐敗度の高い国としてランク付けされている。

ロイター通信は次のように報じた。
「ウクライナは、2022年2月にロシアが本格的な侵攻を開始した数日後にEU加盟を申請した。ロシアの戦争や、EU加盟国であるハンガリーがキエフの次段階の交渉への正式な移行を阻止しているという困難にもかかわらず、申請手続きの進展に尽力してきた。・・・・

しかし、欧州委員会はウクライナが改革プロセスを開始したことを称賛する一方で、キエフは「司法の独立、組織犯罪との闘い、市民社会の尊重」において進展を遂げる必要があると指摘している。
「欧州当局は以前から、ウクライナの検事総長（政治任命）が、同国の汚職対策局と専門検察ユニットに対する統制を強化するために7月に講じた措置について懸念を表明している。」
動画：ウクライナ議会が汚職対策機関を「ロシアの手先」と非難し、権限を剥奪した後、キエフで前例のない民衆抗議が勃発。

広範囲にわたる抗議活動を受け、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は方針を転換したようだ。
「汚職対策専門機関や市民社会への圧力の高まりなど、最近の否定的な傾向は断固として反転させなければならない」と委員会は草案で述べた。