ルーマニア首都の世論は、反グローバリズムのカリン・ジョルジェスク氏に傾く

THE GATEWAY PUNDIT Dec. 1, 2025 1:30 pmより:

長年、リベラル派が多数を占めるブカレストは、テクノクラート、NGO、そしてグローバリスト御用達の政治家たちの、疑いようのない遊び場とされてきました。しかし、2025年の最後の数ヶ月で、何かが劇的に変化しました。
主権、国家の尊厳、そして西側諸国が押し付けた現状への拒絶に根ざした新たな政治潮流が首都を席巻しています。その先導役はカリン・ジョルジェスク氏です。彼は2024年ルーマニア大統領選挙の第1回投票で勝利したものの、反民主主義的でグローバリスト的なエリート層によって、根拠のない「ロシアの干渉」という主張を理由に、第2回投票への進出を突然禁じられました。
2025年後半の全国世論調査は、すでに地殻変動の兆しを見せていました。ジョルジェスクは単に競争心が強かっただけではない。ナショナル・トラストのランキングでトップに立ち、腐敗が進む体制が地位を高めようとしたすべての体制政治家を凌駕した。

ルーマニア全土の人々は、ジョルジェスク氏を他のどの公人よりも信頼していることを声高に表明。・・・・
しかし、真の政治的激変は首都内部で起こっている。首都は長年、緊縮財政、対外依存、そして急進的な文化的グローバリズムを推進してきたNGO官僚層に支配されてきた。
ブカレストが重要な地方選挙を控える中、ジョルジェスク氏の影響力は急上昇し、誰が市の政治的未来を握るかという従来の見方を覆している。
最新の世論調査データによると、進歩主義的でグローバリストが資金提供するメディアや欧米が資金提供するNGOの寵児である、いわゆる「無敵」のニクソル・ダン氏は、ジョルジェスク氏がブカレストの一般市民の心を掴むにつれて、急速に支持を失いつつある。
かつてダン市長のテクノクラート的なスタイルを容認していたブカレストの有権者たちは、今や、終わりのない管理不行き届き、汚職、崩壊するインフラ、そしてブカレストよりもEUに責任を負っているように見える指導力に、ますます疲弊しつつあるようだ。
対照的に、ジョルジェスク市長は、主権、正常性、そして外部からの承認ではなく国益に根ざした指導力を求める市民の結集点となっている。・・・・
グローバリスト左派と連携する政党でさえ、ジョルジェスク氏の台頭は支配階級に対する深い不満の表れであることを、密かに認めざるを得なくなっている。・・・・
ブカレストがグローバリスト主導の政治の単調さと衰退から脱却し、ルーマニアの外部勢力への従属状態に公然と、そして自信を持って挑戦する指導者を求める準備ができているということだ。
ジョルジェスクへの信頼は月ごとに高まり、いわゆる「カリン・ジョルジェスク現象」は今や、首都の未来を形作る政治的現実となっている。
この傾向が続けば、ルーマニアの首都、つまり全国的な政界再編の中心地は、ブリュッセルに支援されたテクノクラートではなく、ルーマニア人を第一に考える決意を持った主権主義運動によって再編される可能性がある。