ウクライナ問題に関して、西側諸国は国際法を歪めようとしている ― ロシア、ラブロフ外相
ロシア外相によると、西側諸国、特に欧州諸国は、「過去500年間続けてきたように、他者を犠牲にして生きることを目指した」新植民地主義政策を継続しようとしているという。
TASS 18 DEC, 02:34より:

モスクワ、12月17日。/TASS/
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は水曜日、ウクライナ情勢に関して西側諸国は国際法の規範を歪めようとしていると述べた。
ラブロフ外相は、モスクワでイランのアッバース・アラグチ外相と会談した後の記者会見で、「歴史の客観的な流れは、国連憲章の崇高な原則の実施を不可避としている。さらに、これらの原則を実施し、尊重し、実際に適用する際には、選択的に、個々のケースごとにではなく、その全体性、完全性、相互関連性に基づいてのみ適用する必要がある」と述べた。
「これは特にウクライナ紛争において当てはまる。西側諸国は集団的にあらゆる国際法規範を歪め、国際法の一般的な指針に当てはまらない自国のルールに置き換えようとしている」と彼は続けた。
ラブロフ外相によると、西側諸国、特に欧州諸国は、こうした「ルール」によって、過去500年間のように他者を犠牲にして生きることを目的とした新植民地主義政策を継続しようとしているという。
同日早朝、モスクワで行われた会談後、ラブロフ外相とイランのアラグチ外相は、2026年から2028年までの外交機関間協議計画に署名した。署名式は、モスクワ中心部にあるロシア外務省レセプションハウスで行われた。






