スペイン地方選挙で右派の「ヴォクス」党が躍進。
社会党サンチェス首相率いる少数派連合は、汚職とセクハラスキャンダルに泥沼化している。
THE GATEWAY PUNDIT Dec. 23, 2025 5:40 pmより:

スキャンダルにまみれたスペイン社会党は、エストレマドゥーラ州で大敗した。
普通の世界であれば、右腕である党首、そして妻と弟までが汚職スキャンダルで捜査を受けている首相は、とっくに辞任しているだろう。
しかし、ここで話題にしているのは、たとえセクハラ疑惑がイナゴの大群のように党を襲っていても、決して権力を手放さないユーロ社会党のことだ。
彼らは、機能不全に陥った少数派政権を率い、ひたすら政権を続けている。
スペインのペドロ・サンチェス首相率いる社会労働党は、日曜日に行われたエストレマドゥーラ州選挙で大敗を喫したばかりだ。
社会労働党は西部地域で過去最悪の結果に陥り、右派のヴォックス党は議席を2倍以上に伸ばした。
汚職と不正行為の疑惑が絶えない中、これは社会党にとってさらなる打撃となる。
フランス24は次のように報じた。
「スキャンダルにまみれたスペインのペドロ・サンチェス首相率いる社会労働党は、日曜日に行われたエストレマドゥーラ州地方選挙で大敗を喫した。この選挙では極右政党「ボックス」が躍進した。
少数派連合を率いる社会労働党は、汚職と性的不正行為の疑惑に揺れており、南西部の農村部における今回の選挙は、同党の今後の展望を示す指標と見られていた。
65議席の州議会選挙で社会労働党はわずか18議席しか獲得できず、前回の28議席から大幅に減少した。これはエストレマドゥーラ州における同党の地方選挙で過去最悪の結果となった。」
ロイター通信は次のように報じた。
「数十年にわたり政権を握ってきた州での敗北は、一連のスキャンダルによって弱体化している少数派による中央政府である社会労働党(PSOE)にとって更なる圧力となっている。来年にはアラゴン、カスティーリャ・イ・レオン、アンダルシアの各州で地方選挙が予定されている。
エストレマドゥーラ州党首のマリア・グアルディオラ氏は、Voxが支持を拒否したため地方予算が可決されなかったことを受け、総選挙の実施を宣言した。
PPは29議席を獲得し、2023年の目標より1議席多いものの、過半数には4議席足りない。一方、Voxは5議席から11議席に増加したため、保守党は再び極右の支持に頼って政権運営を行うことになった。」
2023 🔴 PSOE – 39.9%
2025 🔴 PSOE – 25.9% (-14)





