ウクライナの汚職対策局NABUは議会への家宅捜索を試みるも、国家治安当局が捜索を阻止

2025年12月28日

ゼレンスキーが米国へ向かう間。
THE GATEWAY PUNDIT Dec. 27, 2025 1:00 pmより：

NABUの活動は再び「権力者」によって妨害されている。
私たちは、汚職対策機関NABUとSAPO、そしてウォロディミル・ゼレンスキーに忠実な治安機関関係者を巻き込んだ、ウクライナの影の内戦を追ってきた。
7月、ゼレンスキーはNABUの牙を抜こうとし、大規模な抗議活動に直面した。

Tens of thousands of Ukrainians protest in multiple cities against #Zelensky who has signed a bill disbanding anti-corruption bodies within #Ukraine . He says it’s to fight Russian influence but Ukrainians are not buying that and calling him a tyrant. Limited cover from MSM. pic.twitter.com/NgMl2oMKqn

— TheIrishWatchdog (@WatchdogTh96012) July 24, 2025

ゼレンスキーがウクライナ国内の反汚職機関を解散する法案に署名したことを受け、数万人のウクライナ国民が複数の都市で抗議活動を行っている。彼はロシアの影響に対抗するためだと説明しているが、ウクライナ国民はそれを信じず、彼を暴君と呼んでいる。主要メディアによる報道は限定的だ。
国内の抗議活動とキエフ政権を支援する外国の反応により、ゼレンスキーは方針を撤回せざるを得なくなった。汚職対策機関は弱体化したものの、ゼレンスキーの右腕である大統領府長官アンドリー・イェルマーク氏を排除することに成功した。

しかし今日（27日）、ウクライナの汚職対策機関の職員が国会議員の贈収賄事件の捜査中に阻止されたことが明らかになった。
Politicoの報道：
「ウクライナ国家汚職対策局（NABU）は土曜日、現職国会議員の汚職捜査に関連する捜査活動において、国家治安当局がNABU捜査官の捜査を妨害したと発表した。
NABUは公式Telegramチャンネルで発表した声明の中で、「国家保安局の職員が捜査活動中にNABU捜査官に抵抗している」と述べ、「捜査官のアクセスが制限されている」と付け加えた。NABUは「捜査活動の妨害は法律違反に当たる」と強調した。

ウクライナ国家汚職対策局は、職員が最高会議（ヴェルホフナ・ラーダ）運輸委員会の敷地内で捜査活動を行うことを妨害されたと報告した。同局によると、捜査官らはウクライナ国家警備隊の隊員によって阻止され、ヨーロッパ広場から委員会の建物へのアクセスが制限された。
ウクライナ国家汚職対策局は、「捜査活動の妨害は法律違反に当たる」と強調した。
NABUは、捜査官らが特別汚職検察庁（SAP）の監督下にある進行中の刑事捜査の枠組み内で活動していると述べた。NABUは、どの当局者がこれらの制限を命じたのか、また妨害行為がどのくらいの期間続いたのかについては明らかにしなかった。
この事件は、ウクライナの汚職対策機関が最高会議（ヴェルホフナ・ラーダ）議員が関与した贈収賄疑惑の捜査を拡大する中で発生した。

ウクライナ諜報機関SBUが再び汚職対策局NABUと公然と対立、大規模な街頭抗議につながる衝突を繰り返す。