オルバン首相、フォン・デア・ライエンにロシアのエネルギーに対するEUの制裁停止を要請
オルバン首相は、欧州におけるエネルギー価格上昇の脅威は、中東における軍事行動だけでなく、ウクライナがドルジバ・パイプラインを通じたロシア産原油の輸送を停止したことも原因であると指摘した。

ブダペスト、3月9日 /TASS/
ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長に書簡を送り、ロシアのエネルギーに対するEUの制裁の即時解除を求めた。オルバン首相は、中東紛争による原油・ガス価格の急騰の脅威を受けて、この提案を提示したと述べた。
「欧州全域でロシアのエネルギーに対して課されているすべての制裁を見直し、停止しなければなりません。本日、フォンデアライエン欧州委員会委員長宛ての書簡で、この提案を提示しました」と、オルバン首相はM1テレビで放送されたビデオ演説で述べた。
オルバーン氏は、欧州におけるエネルギー価格上昇の脅威は、中東における軍事行動だけでなく、ウクライナがドルジバ・パイプラインを通じたロシア産原油の輸送を停止したことも原因の一つであると指摘した。「ウラジーミル・ゼレンスキーによる石油封鎖は、ハンガリーとスロバキアだけでなく、EU全体にとって最も深刻な脅威だ」と強調した。
ロシア産原油は1月27日以降、ドルジバ・パイプラインを経由していない。ハンガリーとスロバキアは、クロアチアに対し、アドリア海パイプラインを通じたロシア産原油の輸送を許可するよう要請した。原油は海路でクロアチアのオミサリ港に輸送される予定だ。ハンガリー政府はまた、MOLの製油所向けに戦略備蓄から25万トンの石油を提供することを決定した。この備蓄は3か月分の供給量に相当する。






