「正真正銘のジェノサイド」 ドンバスの砲撃で数万人が飲料水なしで放置 非常事態が発令。

2022年2月22日

SPUTNIK日本より:

ドネツク人民共和国の治安維持機関に相当する民間警察のエドゥアルド・バスリン報道官は、ドンバスで数万人の市民に飲料水が断たれたことは、ウクライナが行ったジェノサイド(大量虐殺)だと痛烈に非難した。

ドネツク人民共和国ではポンプ場の状況と2万1000人の飲料水を供給する中央浄水システムの停止から国家レベルで非常事態が宣言された。これより前、ドネツク人民共和国の代表部は停戦体制共同管理調整センターにおいて、ドネツク人民共和国のヴァシリエフスカヤ・ポンプ場がウクライナの治安維持機関の砲弾により損壊したと発表した。

「市民は飲料水のないまま放置された。にもかかわらずジェノサイドはないと言われている。では答えてほしい。飲料水を断つということは何なのだ? 私は正真正銘のジェノサイドだと思う。どんなに西側の政治家が、全て我々がでっち上げていると言ったところで、数千の、数万人の市民に水がないのだ」バスリン報道官はYouTubeの「ソロヴィヨフ・ライブ」チャンネルからの取材にこう語っている。

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ここ数日、ドンバスの衝突状況が本格的に激化している。ウクライナ政府はこれまでの合意を一切無視し、ドネツクおよびルガンスク共和国との境界線に軍の大半を集中。禁止兵器を使うなどして義勇兵への発砲を定期的に行っている。