中東全体がバイデンのイラン宥和政策の代償を払うでしょう

INDEPENDENTより:
イランに力を与えることは、サウジアラビアだけでなく、
イラク人、レバノン人、シリア人、イエメン人を犠牲にして
もたらされるでしょう。

2月12日にイエメンのフーシ民兵の外国テロ組織(FTO)としての指定を取り消すというバイデン政権の決定以来、ドローンと弾道ミサイルはサウジアラビアを48回標的にしています。
サウジアラビア東部州のラスタヌラにあるサウジアラビアの石油施設に対する最近の攻撃は、日曜日にイエメンの方向から来たものではなかった、と王立裁判所の顧問はウォールストリートジャーナルに語った。発射体がイランから発射されたのかイラクから発射されたのかについてコメントすることを拒否した。

米国政府のFTOリストからHouthis(フーシ)を削除することは緊張を和らげることを目的としていましたが、逆の結果を達成しました。バイデン政権の中東政策の中心にあるのは誤謬です。この地域の政治は、サウジアラビアとイランの間の争い、つまり宗派間の闘争でもある2つの州間の争いとして理解されるべきであるということです。

テヘランから見ると、この地域の中心的な争いは、アメリカの同盟システムとイランの自称「抵抗同盟」の間です。
バイデンの誤解は、多くの誤った考えにつながります。米国はリヤドとテヘランの間で中立的な仲介役を演じることができるということです。サウジアラビアから距離を置くことにより、地域の安定と理解の機会が生まれること。そして、イエメンでの紛争を永続させたのは、イエメンでのサウジの役割であり、イランの役割ではないこと。

イラク、シリア、レバノンでのイランの帝国プロジェクトは、サウジアラビアからの影響力を取り戻すためではなく、中東でのアメリカの治安秩序を覆すために存在します。そして、イランの外務大臣のように、この地域のイランのテロリストグループのネットワークは、「サウジアラビアへの死」ではなく、「アメリカへの死」を唱えています。 イランに権限を与えることは、サウジアラビアだけでなく、イラク人、レバノン人、シリア人、イエメン人を犠牲にしてもたらされるでしょう。実際、バイデン政権がイスラム共和制政権への現金支払いを促進した結果として最も苦しんでいるのは、すでにイランによって弱体化され支配されている州です。・・・以下略