「さようなら」:最後のフランス軍がニジェールを去る
アフリカのサヘル地域におけるパリの影響力の終焉を告げる。
THE GATEWAY PUNDIT Dec. 25, 2023より:
2023 年の主の年が終わりに近づくと共に、西アフリカの国ニジェールにおけるフランス軍の駐留も終わります。
これは、アフリカ大陸のサヘル地域における何世紀にもわたるフランス植民地主義の新たな段階的終了を示すものである。
わずか1年半で3度目となるフランス軍の荷造りが行われ、アフリカに別れを告げる。
★参照、ニジェールの誇り、最後のフランス兵の撤退を祝う。動画
ロイターは次のように報じた。
「サヘル地域で10年に及ぶイスラム過激派反乱との戦いを支援するためにニジェールに派遣されていた最後のフランス軍が金曜日にニジェールを出国し、西アフリカにおけるフランスの影響力にさらなる打撃を与えた撤退を確定させた。
7月にニジェールで政権を掌握した陸軍将校らは、フランスの軍撤退を主要要求の1つとし、2020年から2022年のクーデター後にフランスとの長年にわたる安全保障関係を断絶した隣国ブルキナファソとマリの軍事政権に同調した。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は当初は反発したが、9月には年末までに1,500人の軍隊がニジェールから撤退すると述べた。
マリからのフランスの完全撤退は2022年8月に完了し、ブルキナファソでは今年2月に完了した。
クーデター前、ニジェールはフランスと米国の重要な安全保障パートナーであった。
「ロイター通信の記者によると、金曜日、首都ニアメでフランスとニジェールとの軍事交戦の正式な終了を示す文書に双方が署名した。
その後、軍服とバックパックを着けたフランス兵の最後のグループが軍用機に乗り込み、すぐに離陸した。」
「フランスの撤退により、国内に残るのは数百人の米軍人と多数のイタリア軍とドイツ軍だけだ。」
[…]3カ国とも、2012年にマリ北部で勃発し拡大したジハード主義反乱と戦っているが、この地域での一連のクーデター以来、フランスとの関係は急速に悪化している。」
フランスはサヘル地域の対ジハード主義作戦の拠点である隣国チャドに依然として1,000人の軍隊を駐留させている。
「しかし、イタリアの外交官は、フランスの離脱はヨーロッパのパートナーにジレンマをもたらすと述べた。
「我々には撤退しない責任がある。その穴はすぐにロシア人によって埋められるだろうから」と外交官は語った。