格下げ:スタンダード&プアーズがフランスの長期国債格付けをAAからAA-に引き下げ

マクロン大統領は大きな政治的打撃を受ける

THE GATEWAY PUNDIT Jun. 1, 2024より:

フランスのエマニュエル・マクロン大統領がウクライナに対する戦争を煽ったり、「気候変動」について恐怖をあおったりしながら世界中を闊歩している一方で、彼が守るべき国は崩壊しつつある。

低迷する経済、抑制されない大量移民によって悪化する混沌とした社会、そして何よりも、昨日(5月31日)、マクロン大統領は厳しい警鐘を鳴らされた。スタンダード・アンド・プアーズが長期国債格付けをAAからAA-に引き下げたのだ。

マクロン氏の政党が大差で敗北すると見込まれる欧州議会選挙の前夜、多くの人がこれを「おそらく大統領在任中で最も暗い日」と見ている。

ブルームバーグは次のように報じた。

金曜日の声明で、信用評価機関は、新型コロナウイルスのパンデミックとエネルギー危機の間に巨額の支出を行った後、フランス政府が財政赤字を抑制する計画の目標を達成できなかったことを強調した。」・・・・

AAからAA-への格下げは、マクロン氏の経済改革派としての主張を台無しにする。

世論調査では、同氏のルネッサンス・グループはマリーヌ・ル・ペン氏の国民連合に大きく遅れをとっている。

「ルペン氏は、S&Pの決定を利用して、有権者にEU選挙でマクロン氏に制裁を課すよう呼びかけた。また、同党が提案したマクロン政権打倒に向けた最新の不信任決議案を支持するよう他の野党議員らに呼びかけた。

無能かつ傲慢な政府による財政の破滅的な管理により、我が国は記録的な税金、赤字、債務を抱え、深刻な困難に陥っている」と、同氏は金曜日遅くにXに送ったメッセージで述べた。」

ブルーノ・メール財務大臣は、格下げの理由は政府がコロナ禍のロックダウン中に「フランス経済を救った」ためだと述べ、ニュースをうまく解釈しようとした。確かにそうだ。・・・・