EU選挙ウォッチ:出口調査でオランダ右派が中道左派と激突
デンマーク首相が選挙活動中に暴行を受ける。
THE GATEWAY PUNDIT Jun. 7, 2024より:
欧州選挙が始まりました。大陸全土の有権者が、ストラスブールとブリュッセルのEU立法機関で自分たちを代表する欧州議会議員を選びます。
選挙はオランダの有権者がEU全土で4日間の投票を開始したことで始まりました。
オランダの出口調査では、左派と緑の党の連合とポピュリストのヘルト・ウィルダース氏の保守党の間で接戦が予想されています。
BBCは次のように報じました。
「EU加盟27カ国の多くで右派と極右政党が大きな躍進を遂げると広く予想されており、オランダではある程度それが裏付けられたようです。
出口調査によると、緑の党と労働党の連合は欧州議会でより多くの議席を獲得する見込みですが、ウィルダース氏の自由党も大きな躍進を遂げる見込みです。しかし、彼は昨年11月の総選挙での圧勝を再現していない。」
結果は、すべての国が日曜日の夜に投票を終えてから発表される。
「次の欧州議会は 720 議席を持ち、各国は人口に比例した議席を持つ。ドイツは 96、フランスは 81、イタリアは 76、オランダは 31。」
アイルランドとチェコ共和国は今日 (7) 投票し、EU の残りの国は週末に投票する。
「今回の選挙では右傾化が広く予想されており、極右政党はフランス、ベルギー、オーストリア、イタリアで勝利を狙っている。
彼らの対立候補は、緑の党と労働党の連合の成果により、木曜夜の出口調査にいくらか満足するだろう。ヘルト・ウィルダース氏の政党は昨年 11 月のオランダ総選挙で 1 位となり、ウィルダース氏が首相には就任しないものの、他の3 つの政党と内閣協定を結んでいる。」
欧州議会が右傾化すれば、環境への警戒、農業の規制の弱体化、野放図な大量移民、対ロシア戦争への推進力といったグローバリスト政策の軌道が狂うことになる。
一方、デンマークでの選挙運動はうまくいっていない。メッテ・フレデリクセン首相が今日(7日)、コペンハーゲン中心部で男に暴行されたのだ。
ロイター通信は次のように報じた。
「メッテ・フレデリクセン首相は金曜の夕方、コペンハーゲンのクルトルヴェット(広場)で男に殴打され、男はその後逮捕された。首相はこの事件に衝撃を受けている」と首相府は声明で述べたが、詳細は明らかにしなかった。
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