イスラエル軍がレバノン南部で新たな空爆、2人死亡

イスラエル軍、レバノン南部の複数の町で連続空爆を開始。

AA.com 15, 08, 2024より:

2024年8月14日、レバノン南部の町マルジュユンに対するイスラエルの空爆の後、救急車が現場に到着した。マルジュユンへの空爆で2人が死亡、4人が負傷した。

ベイルート

保健省は、水曜日の夕方にイスラエル軍がレバノン南部で行った空爆で2人が死亡したと発表した。

同省は声明で、マルジャユン町を狙った攻撃で4人が重傷を負ったと述べた。

イスラエル軍は水曜日早朝、ラブ・エル・タラティーン、ブリダ、ホウラ、ナコウラ、アイタ・アシュ・シャアブの各町にあるヒズボラ関連の軍事拠点を攻撃したと発表した。

同軍によると、攻撃はレバノン南部からイスラエル北部のキルヤト・シュモナにロケット弾3発が発射された後に行われた。

負傷者や被害に関する情報はまだない。

国境を越えた銃撃戦が何カ月も続く中、イスラエルとヒズボラの間で全面戦争が起こるのではないかという懸念が高まっている。特に、7月30日にイスラエルの空爆でベイルートでヒズボラの最高司令官フアード・シュクルが暗殺された後、ヒズボラが軍事的報復をちらつかせていることが懸念されている。

この緊張の高まりは、パレスチナ抵抗組織ハマスの国境を越えた攻撃を受けて昨年10月以来、ガザ地区に対するイスラエルの猛攻撃で4万人近くが死亡している状況を背景にしている。