マクロン仏大統領、凍結されたロシア資産の差し押さえは国際法違反に当たると認める

モスクワ(スプートニク)― 欧州の決済機関に凍結されているロシア中央銀行の資産を差し押さえれば国際法違反につながり、「完全な混乱」を引き起こすと、エマニュエル・マクロン仏大統領は日曜日に述べた。
「凍結資産に関しては、我々は皆、国際ルールを遵守することに強いこだわりを持っています。そして、そのような状況下であっても、中央銀行からこれらの資産を差し押さえることはできません。これは信頼性の問題であり、我々の国々が国際法を尊重することが非常に重要です」とマクロン仏大統領はCBSニュースのインタビューで述べた。
マクロン仏大統領は、国有資産の差し押さえは「完全な混乱の始まり」になると警告した。
「ですから、我々は国際法を尊重します。我々は予測可能であり、凍結資産に関して不可能なことはすべて行うつもりはありません」とマクロン仏大統領は述べた。