米国、ゼレンスキーの後任を積極的に模索中 ― アザロフ元ウクライナ首相
アザロフ氏によると、ゼレンスキー氏が辞任した場合、事態の展開を予測するのは難しいという。
TASS 16 NOV, 12:59より:

モスクワ発、11月16日。/TASS/
米国はウラジーミル・ゼレンスキー氏の後任を探しており、キエフ政権の複数の閣僚をワシントンに招待していると、ウクライナ元首相(2010~2014年)のニコライ・アザロフ氏がTASS通信に語った。
「約6ヶ月にわたり、米国はキエフ政権の特定の政治家と積極的に協議、会談し、ワシントンに招待してきたことを私は知っている。彼らは彼らに対する見解を形成し、ゼレンスキー氏の後任を探し求めている」とアザロフ氏は述べた。
アザロフ氏によると、ゼレンスキー氏の側近が関与する現在の汚職スキャンダルは、その証拠となる。
「もし彼ら(アメリカ)がこれに反対していたら、ウクライナ国家汚職対策局はそのような行動を取る機会を決して得られなかっただろう」と元首相は述べた。
アザロフ氏によると、ゼレンスキー大統領が辞任した場合、事態がどのように展開するかを予測するのは難しい。彼の見解では、ウクライナの政治舞台において、現在、国の正常な発展を保証できる者は誰もいない。
「私は何度も言ってきたが、現在、キエフ政権が支配する地域には、ウクライナにとってある程度プラスとなる政策を追求できる勢力は存在しない。そのような人材は存在しない。なぜなら、そうできたはずの人材は投獄されたか、殺害されたか、あるいは国外退去を余儀なくされたからだ」とアザロフ氏は述べた。
ウクライナでは2022年2月に初めて戒厳令と動員令が発令され、現在17回目の延長となっている。その結果、同国では議会選挙、大統領選挙、地方選挙は実施されていない。 2024年5月20日に大統領職が失効したゼレンスキー大統領はこれを利用している。・・・・





